「西川の”ノイアー症候群”は確かに深刻だが、それを強いる監督が問題」J1第15節 浦和レッズ-ジュビロ磐田

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2週間の代表ウィーク明けのJ1、DAZNでも「サンデーJプライム」と称して通常よりも7台多い16台のカメラを駆使して放送された、注目の浦和対磐田の試合。

両チームともにフォーメーションは3-4-3。磐田の名波監督の狙いは分かりやすく、マッチアップのミラーで浦和を嵌め込んでからのカウンター狙いで、前半8分に大井のタックルから松井がシュート、11分には浦和が関根のロングパスからシュートと、どちらも枠を外したが互いにカウンターを中心とした攻撃でジャブの応酬。

しかし20分頃からジュビロのプレスの勢いが落ちて、5-4-1の形でリトリートする守備に落ち着き、浦和がボールを支配する流れになったのだが、先制したのはジュビロ磐田。前半36分にFKがゴール前に送り込まれると、浦和GK西川が飛び出してパンチングしようとするもボールに触れず、浮き球を大井が頭で押し込んでゴールイン。

思わぬミスで先制を許した浦和は後半に反撃開始、8分にはCKをニアで合わせた阿部のヘディングシュートで同点に追いつくと、11分には中央でのパスワークから興梠のヒールキックに阿部が抜け出し、そのまま流し込んで浦和が逆転、地力の差を磐田に見せつけたように思ったのだが・・・何故かミシャ監督はここで宇賀神に代えて駒井、李に代えて怪我明けのラファエル・シルバと、徹底的に攻撃的な交代策に出てしまう。

すると案の定、後半23分に柏木のバックパスミスを拾われてロングパスを送られると、ぼんやりハーフライン前に位置取って全く準備できてなかった浦和の対応にあっさりアダイウトンが抜け出し、GK西川が飛び出してカットするも、ボールはアダイウトンの体に当たってそのまま持ち込まれ、何とも間抜けな同点ゴールを食らってしまう。

逆に磐田は松浦を投入した名波監督の策が大当たり、後半29分に人は足りているのに右往左往するだけだった浦和の守備を突破して松浦が逆転ゴールを決めると、35分にはポジション変更で混乱する浦和を尻目にあっさりと左サイドを抜け出し、ファーにコントロールショットを決めるドッピエッタでジュビロが4点目。最後は浦和も何故かズラタンがいるのにパワープレイは仕掛けず、中途半端なままで試合終了。

浦和はこれで公式戦9試合で2勝1分、リーグ順位も8位と完全に失速。この試合もせっかくリードしたのに交代策でバンザイアタックを加速、確かに西川のミスは擁護できないが、ノイアーばりに広すぎる守備範囲を強制させているチーム、監督の問題が大きいように思う。ぶっちゃけ、ミシャ監督のままではこういうスタイルは永久に変化しないだろうね・・・

逆に磐田は現実的な策できっちり勝利。ユン・ジョンファン監督もそうだけど、現役時代はテクニシャンだった人のほうが、ハードワーク好きでリアリストだよね(笑)。アダイウトン、ムサエフと外国人選手も当たりで、今期はJ1を面白くしてくれそうである。

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2017/06/19 | Jリーグ

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