「総力戦を勝ち抜くためには、やはり清武のセットプレイが必要では」ロシアW杯アジア最終予選・タイ戦展望

昨日は恒例のイベントで朝から晩まで出かけており、夜は当然疲労困憊で試合なんか見られず。なので、1日早いですが火曜日に行われる最終予選・タイ戦の展望を書いてみます。

木曜日の試合でオーストラリアがイラクに引き分けたために、3位に勝ち点3の差を付けて一歩リードした状態の日本代表。しかしそれもタイ戦で勝ち点を落としてしまえば全く意味が無くなるわけで、いくら予選敗退が決まってしまったタイが相手とは言え、絶対に気を抜くわけには行かない試合です。

先日のタイとサウジの試合でも後半40分にオウンゴールが決まるまで0-1のまま健闘していましたし、オーストラリアに2-2で引き分けていますからね。日本のホームだとおそらくタイはベタ引きで守るでしょうし、スタミナがあるのでパスを走らせて疲れさせる作戦は使えません。高さに欠ける日本にとってはかえってやりにくい試合になるのではないかと思います。

しかも日本は、UAE戦で勝利の立役者となった今野と大迫が怪我で離脱、ボランチは長谷部に続いて高萩も怪我でアウトと野戦病院状態。タイもFKが得意なティラーソンを出場停止で欠きはしますが、メンバー的に分が悪いのは日本のほう。コンビネーションの欠如でつまらないミスやセットプレイで失点する事はあり得る話です。

それだけに、早い時間帯に先制点を取って相手の気持ちを挫き、前に出てスペースが生まれる状況を作りたいところです。そのために必要なのはやはりセットプレイの精度。UAE戦では香川が蹴っていましたが、やはり残念な感じになっていたので、ここは是非清武の出番を期待したいです。とは言え、インサイドハーフに香川と清武を並べると流石に守備が怖すぎるので、4-3-3なら香川はベンチスタートで、スピードのある倉田を起用してカウンター対策にしたいところ。4-2-3-1なら香川と清武の併用も考えられますが、ボランチのメンバーを考えるとそれは無いんじゃないかと思います・・・

GKとDFラインについてはおそらくそのままでしょう。そして前線はもちろん原口が不動、久保はポストプレイが出来る選手じゃないので、右サイドのままじゃないかと思います。1トップは岡崎か小林悠。セオリー通りなら岡崎かと思いますが、バクチ好きのハリルホジッチの事だから小林悠を使って来るかもしれません。UAE戦でも体のキレは悪く無い様子だったので、高さを考えれば本田1トップも可能性はありそうです。

と言う事で、スタメン予想を書いて終わりとします。火曜は残念ながら予定が入ってリアルタイムで試合は見られない可能性が高いですが、スマホをリロードしまくって吉報を待ちたいと思います。

フォーメーション:4-3-3

FW:      岡崎(小林悠)

MF: 原口         久保(本田)

MF:   倉田   山口   清武

DF: 長友          酒井宏樹

DF:     吉田    森重

GK:        川島