「今なら代表のトップ下は、清武じゃなくて香川がベターかもしれない」DFBポカール 準々決勝 シュポルトフロインデ・ロッテ-ドルトムント

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水曜はACLの日本勢は両方負けてしまったし(笑)、昨日はDAZNで香川が先発したDFBポカールの準々決勝を観戦。相手は現在3部のシュポルトフロインデ・ロッテ。綴りまで日本のロッテと同じなので、何か関係でもあるのかと思ったら単に都市の名前がLOTTEなんだね。

ドルトムントは、最近では主に3バックのフォーメーションを取る事が多いが、この試合ではギンターとバルトラのCBに、シュメルツァーとピシュチェクのCB、中盤は香川がゲレイロとインサイドハーフを組んでアンカーにカストロ、前線は1トップがシュールレ、ウイングにプリシッチとデンベレの4-3-3でスタートして来た。

試合の序盤は、ホームのロッテが勢い良くロケットダッシュ。ドルトムントはベンダーとバルトラの対人軽いコンビのCBに、アンカーのカストロもバイタルを離れがちで、ロッテのガンガンプレスの前にタジタジ状態。セットプレイからラインを上げるのは良いのだが、人を見てないのでセカンドボールをまた裏に放り込まれ、ラインと入れ替わるように飛び出したロッテの選手がフリーになるなど、何度も危ないシーンを作ってしまう。

前半の15分を過ぎると、さすがに飛ばし過ぎたのかロッテのプレスが落ち着き、ようやくドルトムントはボールを持てるようになるのだが、3トップがワイドに位置しているため中盤が間延びし、4-4-2の3ラインでコンパクトに守るロッテに対して、3人の中盤がなかなかボールに良い形で触れない。何とかサイドを中心にボールは運ぶのだが、ピッチが荒れているのもあってかアタッキングサードから先の攻撃にミスが多く、オフサイドになったりクロスが合わなかったりでシュートまで持ち込めず、ドルトムントは得点を上げられないまま前半を終了する。

さすがにこれは機能しないとトゥヘル監督も実感したのか、後半から香川がトップ下に移り、ゲレイロとカストロがダブルボランチになった4-2-3-1にフォーメーションを変更すると、ドルトムントのポジションバランスが見違えるようにコンパクトになる。ラインが上がる分、DFが裏を取られる場面はあるが、それ以上に敵陣でポゼッション出来るようになった。

スペースが少ないトップ下に入ると、不調の香川であればボールを受けてもバックパスからリターンをもらって前を向こうという他力本願なプレイが多くなるのだが、この試合ではマークに付かれていても自らターンやフェイントで打開を試みるなど、個人で前へ推進しようとする意欲が感じられた。

すると後半4分に、スルーパスを左サイドで抜けた香川がシュート、ニアを狙ったボールはロッテGKの出した足に当たって防がれてしまったが、そのプレイでGKの癖を見抜いたのか、後半12分にドルトムントはカウンターからデンベレがドリブル、オーバーラップしたプリシッチが、今度は足を出したGKの股間を通す冷静なシュートを決めてドルトムントが先制する。

そこから香川はあまり無理なプレイをせず散らしに専念し、徐々にデンベレの個人技が目立つ時間帯に。21分に左サイドでボールを受けた香川がボールを持ち出してファーへクロス、頭で折り返したボールをシュールレが叩き込む、香川が得意とする形で2点目をゲットすると、38分にはシュメルツァーがPAやや右からFK、コースは甘かったがGKが両手に当てながら後逸して3点目、これで試合は勝負あり。

試合終盤は、メリノやモルといった出番が少ない選手が投入され、彼らがひたすら個人技でアピールする展開になってしまったので消えてはしまったが、香川は先発フル出場。得点こそ無かったが、体のキレや判断は好調を維持しており、この出来だったら清武の状態によっては香川がトップ下で先発も十分あり得るのではないだろうか。

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