「ドイツにも某熊監督以下の存在がいるんだね・・・」ドイツ・ブンデスリーガ2部 第17節 ザンクト・パウリ-ボーフム

昨日は自治会のイベントでアイススケートに行っていて、ただでさえ運動不足なのに、受け身を取れない形で後ろにすっ転んでしまい、骨盤と膝を強打して体がボロボロ。とても試合に集中できるような状態では無かったので、DAZNでライブ放送していたザンクト・パウリの試合を眺めていた次第。

さて、現在の宮市の状態を知るためにザンクト・パウリの試合を見てみたのだが、さすがブンデスリーガ2部で勝ち点10の最下位を突っ走っているのは伊達ではないと思える、何とも凄まじい内容で開いた口が塞がらなかった(苦笑)。

一応、フォーメーション的には4-2-3-1なのだが、3-1-4-2かと勘違いしてしまうぐらいに前線に人が固まっていて、3-1と4の間がスッカスカ。しかもポジションのバランスが無茶苦茶で、せっかく前半の28分に相手が一発レッドで退場してくれたのに、何故か1人少ない相手にあっさりスペースを抜かれて何度もカウンターを許してしまう始末。

宮市も前半は右サイドに張ったポジションでそれなりにボールが来ていたのたが、左サイドに入った後半は人が皆無な中盤のフォローでほとんどインサイドハーフのようになってしまい、ザンクト・パウリの攻撃も異様に右サイドに固まってボールがほとんど来ず。しかも右サイドからは単純なクロスしか出来ないので跳ね返されて終わり。

それでもザンクト・パウリはシュートを17本打ったのだが、初めて枠内に飛んだのが何と後半15分。試合の終盤になって、やっとクロスをボーフムのGKがキャッチし損ねて落としたボールを蹴り込んでザンクト・パウリが追いついたのだが、数的優位なのにそれまで全く追いつける気がしなかったのが凄い。

ブンデスリーガ1部の試合を見ていると、非常に緻密な戦術を駆使する監督が多いなと羨ましく思ってしまう事が多いのだが、ドイツも2部の最下位ともなると、某ピンクチームの某熊監督以下の人がいるんだなとある意味安心させられた(笑)。いや真面目に、一応はゾーンっぽいポジションを取らせている某熊監督のほうがマシなんだけど。

そもそも、何でこんな試合内容でリーネン監督が更迭されてないのか不思議でしょうがない。クラブにお金が無いのか、別に3部に落ちても良いと思っているのか。そんな状況なので、宮市については・・・ああ、まあうん、頑張れ・・・としか言えないね。