「今治と三重がJFL昇格、金沢がJ2残留王手、セレッソと岡山がJ1昇格対決決定」週末の昇格・入れ替え戦プレーオフいろいろ

昨日は恒例のイベントへ朝から出かけていて、夜はもちろん疲れ切って沈没したので試合は見られず。

今週末はいろいろなカテゴリーで昇格・入れ替え戦プレーオフが行われていたのでざっと振り返ってみます。

岡田武史オーナー「来年J3」FC今治がJFL昇格 – サッカー : 日刊スポーツ

ヴィアティンにJFL昇格権 県勢対決を制す:三重:中日新聞(CHUNICHI Web)

まずは全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンド。11/11~13の3日間で3試合を戦うというスケジュールで、4チーム中2位までに入ればJFLへの昇格が決まるという、おそらく日本サッカーの全カテゴリーで最も過酷で狭い関門の大会です。

昨年、岡ちゃんがオーナーとなって圧倒的な知名度と資金力で臨みながらも関門に弾き飛ばされたFC今治ですが、今回は3連勝で堂々の首位通過。1次ラウンドで同じグループのヴィアティン三重に0-3で負けたので決勝ラウンドが危ぶまれたのですが、相手に退場者が出たとは言え3-0できっちりリベンジ、第2試合で鈴鹿が三菱水島に勝ったために2日目にして昇格を決めました。おめでとう!

そして昇格2枠目がかかったヴィアティン三重と鈴鹿アンリミテッドFCの三重ダービー。どちらもJリーグ加入を目指している事を表明しており、昇格したほうが自治体の支援を受ける意味でも有利な立場になるため注目していましたが、三重が鈴鹿を4-1で下してJFLへの切符を獲得。これから三重で県の支援が一本化するのか、長野のように両立の道を目指すのか注目されます。

栃木SC 金沢に敗れ、昇格遠のく 入れ替え戦 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

次に、11/27に行われたJ2・J3入れ替え戦。J2で21位の金沢と、J3で2位の栃木との対戦になり栃木ホームで行われた第1戦は、アウェイの金沢が1-0で勝利してJ2残留に王手をかけました。栃木は第15節で首位に立つと、一時は2位に最大で勝ち点8の差をつけて終盤まで首位を改装していたものの、最後で大分にまさかの差し切りを食らい、プレーオフではホームで敗戦と厳しいリズムになっています。果たして次戦で奇跡の大逆転なるかどうか。

岡山とC大阪が決勝進出 J1昇格プレーオフ – J2 : 日刊スポーツ

最後にJ1昇格プレーオフの準決勝。3位の松本と6位の岡山の対戦は1-1のままで後半ロスタイムを迎え、このまま終わると松本が決勝進出になるはずでしたが、岡山の赤嶺が松本のDFラインを抜け出して流し込む劇的な逆転ゴールで勝利、ホームの松本はまさかの敗退になってしまいました。

そして4位のセレッソと5位の京都との対戦は、前半13分にソウザの強烈なミドルをGKが弾いたこぼれ球に詰めた柿谷が冷静なチップキックで先制したものの、その後は京都にペースを握られ、90分には有田に同点ゴールを決められたが何とかドローで逃げ切り、上位にいるセレッソが決勝へ駒を進めました。

これで決勝はセレッソ対岡山。準決勝は終盤に点を取った、取られたで対照的な終わり方をしたチーム同士なので、決勝も同じように終盤で劇的な展開になるのでしょうか。キンチョウスタジアムで行われる12/4の決勝が楽しみです。