「ポイントは日本のターンオーバー」アジアカップ・ヨルダン戦展望

昨日は2ヶ月に1度恒例のイベントに参加していたので夜遅くに帰宅、そのまま酒飲んで寝たので試合は見ず。なので、明日行われるヨルダン戦の展望を先に書いてみます。

日本のグループリーグ勝ち抜きの条件は、まずヨルダン相手に引き分け以上で決まり。これは簡単なのですが、問題は日本がヨルダンに負けた場合。全体の得失点差ではなくて、当該国間の勝ち点、その次に当該国の得失点差、グループ全体の総得失点差、グループ総得点という順に決まるので非常にややこしい事になってます。

それについて解説した記事を参照してみると・・・

日本、ヨルダン、イラクが勝ち点6で並んだ場合、3チーム間の勝ち点はいずれも3で並ぶ。イラクはヨルダンに1-0、日本に0-1のため、当該チーム間の得失点差±0、総得点1。日本がヨルダンに2点差以上で敗れると、当該チーム間の得失点差は日本が-1、ヨルダンは+1となるため、ヨルダンの1位、イラクの2位が確定し、日本は3位でグループリーグ敗退となる。

日本がヨルダンに1点差で敗れた場合も、1-2や2-3など点を取ったうえでの敗戦なら、当該チーム間の総得点で日本とヨルダンが2以上となり、イラクの総得点1を上回るため、日本とヨルダンのグループリーグ突破が決まる。

ただし、日本がヨルダンに0-1で敗れると、日本、ヨルダン、イラクが当該チーム間の成績で勝ち点3、得失点差±0、総得点1で完全に並ぶことになる。今度はグループ全体の得失点差、総得点の争いとなるが、日本は5得点1失点の得失点差+4、ヨルダンは6得点2失点の得失点差+4となるため、日本は総得点でヨルダンに劣る。イラクがパレスチナに3点差以内の勝利にとどまれば、イラクはグループ全体の得失点差が+3以下となるためイラクの3位敗退、日本の2位通過が決まるが、イラクがパレスチナに4点差以上で勝つと、状況はさらに複雑になる。

日本がヨルダンに0-1、イラクがパレスチナに4-0の場合、総得点6のヨルダンが首位通過となり、日本とイラクが5得点1失点で並び、警告ポイントで2位か3位か順位を決定することになる。イラクが5-1、6-2など5点以上取っての4点差勝利、または5点差以上でパレスチナに勝った場合は、得失点差または総得点でイラクが日本を上回るため、日本の3位敗退が確定する。

日本はヨルダンと引き分け以上なら自力で首位通過が決まるが、イラクがパレスチナに勝つと仮定すると、2点差以上での敗戦なら敗退。点を取ったうえでの1点差負けでも準々決勝進出が決まるが、0-1の場合はイラクのスコア次第で敗退の可能性がある。

・・・正直、良く分かりませんな。とにかく日本は勝てばいいわけです!(笑)

ヨルダン戦については、メルボルンは涼しいですし審判がまともなら日本が勝つ可能性は極めて高いと思いますが、今後の決勝トーナメントでは後日程のグループD組はスケジュールが過密になるので、ターンオーバーをするならこのタイミングしか無いでしょう。そこをアギーレ監督がどう判断するか。

まず考えられるのは怪我を抱えた岡崎に代えて小林悠か豊田。試合勘が不足している香川はおそらくそのまま。長谷部も今野が怪我で使えないので頑張ってもらわないといけません。遠藤、乾、本田のポジションは既に武藤や清武が使われているので手を入れてくる可能性は高そうです。CBはおいそれと変えられないですが、SBはそろそろ長友を温存して太田を使っておく必要があるでしょう。

とにかく一番はヨルダン戦のスタメン、そして交代策、遠藤が居ないと攻撃が機能しない課題の消化という部分に注目して試合を見てみたいと思います。