香川のドルトムントへの移籍&復帰が迫る?

W杯後から、マンUが香川を放出するのではないかとずっと噂になり続けていた夏の移籍期間ですが、ここに来て古巣であるドルトムント復帰するのではという報道が複数のメディアから報じられ、ドルトムント側も交渉を否定しない状況になっているようですね。

既に香川とドルトムントの合意は済んでいて、あとはマンUとドルトムント側の条件交渉次第という話にもなってるそうで、今までの飛ばし気味の噂とは違うレベルの信ぴょう性じゃないかと思います。

香川がらみでマンUとスポンサー契約を結んだヤンマーや日清食品とのスポンサー契約をどうするか、それも含めて肖像権等の問題があるので、まだまとまるかどうか予断を許しませんが、やはりファン・ハール監督が明確に放出の意思を示しているという点が大きいのかなと思います。

今まで率いたチームを見ても、ファン・ハールが選手の序列に明確な差をつける監督であるのは間違いなく、この前のサブメンバー主体のカップ戦で3部相手に無様な惨敗を喫したのを見ても、眼鏡に叶わなかった選手には練習で存在しないも同然の扱いをするそうなので、残念ながらそうなった以上はやはりマンUを出るのが最善の策と言えます。

ドルトムント側としても、シュメルツァーやクバが怪我でギュンドアンとロイスが怪我明け、ムヒタリアンはトップ下の適性としては視野の広さや確実性がイマイチで、ロイスはももとサイドでプレイしていた選手なので、香川は問題なく本来の居場所であるトップ下で使われる事は間違いないでしょう。名コンビだったレヴァンドフスキが居ないのは残念ですが、香川のキープ力も向上しているのでスピードタイプのラモスとの相性は悪くないはずです。

でもプレミア、それも人気No.1クラブのマンUで定着できなかったのはやはり寂しいですね・・・ファギー以降の監督と相性が最悪でしたし、1年でも成績が悪いとバンバン代わりのスター選手を買い漁ってくるのがビッグクラブの宿命なので、実力どうこうよりも運こそが選手の将来を左右するのだという厳しい現実を改めて思い知らされますね。

今回は苦い結果にはなってしまいそうですが、やはり本物のビッグクラブに行ってみて初めて分かった事も多いでしょうし、香川はもちろん日本サッカー界にとっても大きな経験になったのではないかと思います。って、こう書いてしまってからやっぱり残留でした~だったりしてね(笑)。