「プレミアらしいっちゃあらしいんだけど・・・」イングランド・プレミアリーグ第25節 リヴァプール-アーセナル

昨晩は日本人選手の試合が軒並み11時半以降だったので、それよりは早くスタートしていたアーセナルとリヴァプールの上位対決を見てみた・・・ら、何と試合開始20分までにリヴァプールが4点を叩き込むという、イタリアなんかの上位対決ではあり得ないバカ試合を見せられてしまったとさ。

最初の2点はセットプレイ、それも1点目はオフサイド気味という不運はあったものの、その後の点は中盤でのミスから一気にカウンターで持って行かれ、それもDFラインが一応3人ぐらいは揃っていながら、カバーリングの分担が曖昧で真ん中をスパッとやられるという典型的なプレミアのザル守備パターンで、よくこれでアーセナルは首位にいられたなというお粗末さだった。

もともと、アーセナルのサッカーは中盤のパスワークの正確性で成り立っているようなものなので、この試合のようにミスが多発、しかも3点目の失点の逆基点となってしまたようにエジルが疲れのせいか不調に陥っているのが痛い。

まあ、プレミアの場合は前節に大敗を喫したとしても次のホーム戦ではその結果が逆になるのは珍しくないので、良く言えばメンタル的に引きずらないし、悪く言えば進歩が無いとも言えるわけだけど・・・(笑)

リヴァプールのほうはアーセナルとは逆にエースのスアレスが存在感を発揮。スアレスにアーセナルの守備が引きつけられる事でスタリッジがフリーになれるし、彼自身は点を取ってないけど、味方にきっちりパスを合わせる技術も持っている攻撃の万能ぶりは素晴らしいというしか無い。ああいう選手がチームにいると楽だろうなあ・・・