「同じ感想ばかりですいません」オランダ・エールディビジ第21節 フェイエノールト-フィテッセ

土曜の日本人選手出場予定試合は、軒並み日本時間11時半以降ばかりでそこから2時間起きていられる自信が無かったので、金曜に行われたフェイエノールトとフィテッセの試合を見てみた。

オランダリーグのファンの方には申し訳ないけど、最近のエールディビジのレベルについてはやはり欧州トップレベルからは劣っているというのが自分の認識で、この試合もリーグ首位争い同士の試合としては内容的に寂しいものには変わりが無かった。

ボールポゼッションの割合だけを見ればフィテッセのほうが上だったのだが、実際は中盤から後ろでパスを回している時間がほとんどで、フェイエノールトのほうがボールを奪ってからのサイドの押し出しが鋭く、そこからドリブルやクロスで攻め立てる迫力はフィテッセをはるかに上回っていた。

が、チャンスを作っても決められないのがオランダリーグの実情で、前半39分に右サイドからのクロスをフェイエノールトのペッレがあっさりフリーで決めた時には、このまま何点入るのかと思ったぐらいの勢いだったが、57分にフィテッセが同じようにサイドからのクロスからカシアが同点ゴールを決めると、攻めながらも最後は得点出来ないグダグダサッカーを展開、試合はそのまま1-1のドローで終わってしまった。

いつもはボールを触る時はロングボールを頭でがほとんどだったハーフナー・マイクだが、やはりフェイエノールト相手の試合ではポストプレイで中盤の構成を助けるプレイが見られ、ただ縦のボールを受けてストレートに後ろへ返すだけだが、何だやれば出来るんじゃないかという素直な印象を持ってしまった(笑)。

とは言え、逆にそれ以外のプレイが普段に比べると低調でいつものロングボールもあまり出て来なくてボールに触る回数が少なく、結局57分で交代してしまったが、下げってポストになって受ける、前線に飛び出すというプレイが交互に頻度高く出来るようになれるかどうかが今後の成長を占うポイントになるだろう。ところでハーフナー・マイクの契約ってどれくらい残っているんだったっけ?