2020年東京オリンピックの開催決定

福島原発の汚染水漏れが発覚し、外国のメディアからのツッコミが殺到するなど形勢悪化が伝えられていた東京五輪の招致活動ですが、結局は最終投票では60対36という意外な大差で開催を勝ち取りました。
個人的には、どこで五輪が開かれようがあまり興味が無いのですが(笑)、今年に限って言えば、招致失敗で株価下落>景気後退で消費税増税先延ばし>日本の信用が悪化して国債・株価暴落という流れになるのは困るので、まずはほっとしてます。
そして、五輪への投資が被災地の復興、雇用対策に役立つ事と、ある意味福島原発問題についてもプラス効果が出て来るのではないかと思っています。
今回、招致成功のポイントとなったのは、最終のプレゼンテーションで安倍総理が語ったように、福島原発汚染水問題については日本の政府が保証するという姿勢を明確にした事ではないでしょうか。逆に言えば、これで福島原発対策について、2020年まで世界の厳しいチェックが入り続ける事になるわけで、今までのような一企業に押し付けての隠蔽体質から脱却しないと、せっかくの信用がガタ落ちになってしまいますからね。
サッカー的には、当然ながら東京だけのスタジアムで全ての試合は消化できないわけで、新国立競技場、横浜国際総合競技場、埼玉スタジアム、東京味の素スタジアム、札幌ドーム、そして宮城スタジアムの6ヶ所がプランとして挙げられているようです。このついでに、横浜とか宮城とかサッカーが見やすように改装してくれるといいんですがねえ・・・長居でやんないんだろうか。
そして、五輪開催という事はサッカー競技での優勝も期待されるわけで、2020年で23歳以下の世代となると、現U-16のメンバーがそれに当たりますね。さすがにまだU-12のバルサ久保君は無理でしょうが、サイ・ゴダード君や市丸君、杉森君といった有望株がいる世代なので、是非とも期待したいですね。