ツール・ド・フランス2013 第5ステージ

いや~、本当に惜しかった!
コートダジュールからマルセイユまでの長い平坦ステージで、日本の新城幸也選手が序盤から逃げ集団に乗り、しかも6人の集団のうち新城のヨーロッパカーチームが2人を占めるという最高の環境で、一時は集団に13分以上の差をつけ、60kmまで安全圏と言われる10kmで1分以上の差をつけ続け、さらには酷い怪我人が出ない落車が集団にあるというラッキー(?)にも恵まれて、TwitterのTLは興奮状態になったのですが、残念ながら逃げ切りはかないませんでした。
ゴールまで残り9kmで新城選手らの逃げが吸収された後は、いつもお馴染みのトレイン合戦が始まり、最後はカヴェンディッシュが盤石のゴールを切るという通常営業の結果になってしまいました。
やはり、第4ステージまではアップダウンが多いコースで純粋なスプリンターがゴール前で絡めない状態が続いていたので集団が必死でしたし、このステージ終盤にあった軽い上りで向かい風を食らってしまい、そこからガタッとペースが落ちてしまったのが悔やまれますね。
ツールでステージ優勝をするとなると、サッカーに例えるとW杯でブラジルやスペインあたりから金星を挙げるような価値に匹敵する(総合優勝ならばW杯優勝ですかね)と思っているので、そう考えると昨日はどれだけ自転車ファンが興奮したか分かると思います(笑)。
いや、でも良い夢を見させていただきました。ひとまず新城選手、お疲れ様でした。しばらくはアシストで力をセーブしながら、またどこかのチャンスで大逃げを見たいですね。