「香川の次を狙う選手たちは・・・」J1第1節 セレッソ大阪-アルビレックス新潟

週末は1泊遠足に出かけていたので土曜日はサッカーを見られず。で、翌日になってTwitterを見るとご存知のとおりに香川ハットトリック祭りが開催中。
家に帰った後で、その試合を楽しみに見ようと思ってHDRのプレイリストを見ると、何とマンUの試合が見当たらず・・・そういや、爺さんが香川が先発どうこうとか言ってたので、かえって怪しいと思って吉田の試合を優先したんだった・・・_| ̄|○
なので、昨日は次の香川を狙うであろうセレッソの柿谷と南野のプレイを見ようと思ってセレッソ対アルビレックスの試合を録画観戦。と思ったら、セレッソの出来が悪くて彼らのプレイを見るどうこうではありませんでしたとさ(苦笑)。
まあとにかくセレッソはエジノと柿谷がマイボールになっても前線で突っ立っているだけで全くボールを引き出す動きが無く、セレッソのDFはボールを持っても出しどころが無くてユルユルと横パスをするばかりで攻撃のスピードが全く上がらない。たまに前線が良い戻りでピンチの芽を摘んだかと思ったら南野だったという有様。
新潟は、ベテランの田中達也が獅子奮迅の大活躍。彼が頻繁に中央へと下がってポストプレイをこなしつつ、中盤の選手が流動的に攻め上がってパスコースと作り、そこにまた田中達也がフィニッシュで絡む、という一連の流れが確立されており、チャンスの数は圧倒的に新潟のほうが多かった。が、そこで1点が決まらなかった事が大きな代償になってしまった。
クルピ監督は、前線が蓋になってチームが動かないのを見て取り、後半19分にサイドに流れたりと前線で広くターゲットになれる杉本を入れる。逆に新潟は攻撃の軸になっていた田中達也が下がり、これでようやく状況は五分になる。そして後半43分に、新潟の高いDFラインを裏抜けした柿谷に扇原の浮き球パスがピタリと合い、それをダイレクトで決める柿谷らしい技ありゴールを決めて、セレッソが棚ボタで勝ち点3をゲットした。
まあ、新潟は負けたとはいえチームの形としては出来上がっていて、田中達也がどこまでフルパフォーマンスで働けるかは分からないが、レオシルバを中心とした中盤の堅牢さは見事だし、この内容を見る限りでは降格するようなサッカーでは無いと思う。それよりもセレッソのほうが心配で、特にエジノと柿谷の2トップはかなり疑問。南野と山口螢がSHというのも、彼らの良さを無駄にしているようにしか見えないが・・・育成には定評がある監督なので狙いはちゃんとあるんだろうけど、この試合ではそれがほとんど見えなかったのが残念。